先週のにこでは、子どもたちと一緒に「自分のカードを当てようゲーム」を楽しみました。
このゲームは、質問を通じて自分の持っているカードの絵を当てるもので、「私は○○色ですか?」「私は○○な形ですか?」といった質問を繰り返しながら進めます。
子どもたちはゲームのルールをすぐに理解し、積極的に質問を始めました。「私は赤いですか?」や「私は丸い形ですか?」といった質問をするたびに、みんなの表情には楽しさと好奇心があふれていました。答えを聞いては、次の質問を考えたり、ヒントから自分のカードを想像したりする過程を楽しんでいました。中には、自分のカードを当てることができるか不安な子もいましたが、スタッフの助けも借りながら無事に当てることができました。
この活動の狙いは、まずコミュニケーション力の向上です。子どもたちは、自分のカードに書かれているものを当てるために相手に質問していく過程で「人に聞く」ことに慣れていきます。日常生活でも分からないことを質問する場面は多々あるため、「人に聞くハードルを下げる」「質問力を上げる」ことでコミュニケーション力の向上を目指します。
また、想像力を高めることも狙いの一つです。質問したことへの答えから、自分のカードには何があるかを想像します。例えば、「赤色だとしたら、自分のカードはリンゴ?サクランボ?」といった具合に、しっかりと頭の中でイメージしながら考えることを、遊びを通して練習します。
この活動を通じて、子どもたちは楽しみながらも日常生活において大切なスキルをトレーニングすることができました。にこではこれからも、こうした活動を通じて、子どもたちの成長をサポートしていきたいと思います。