先日、いわきの野菜園さんで芋掘り体験をさせていただきました。
野菜園の方々には大変親切に対応していただき、子どもたちにとっても私たちにとっても、心に残る素敵な時間となりました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

真剣な眼差しで学ぶ子どもたち
芋掘りが始まる前、スタッフの方から大きなシャベルの使い方について丁寧な説明がありました。子どもたちは真剣な表情でその話に耳を傾け、実際の作業でも教わった通りに取り組む姿が見られました。「お芋さんを傷つけないように優しく優しく」と自分に言い聞かせながら掘る子、小さなスコップと手を上手に使い分けて慎重に作業する子など、一人ひとりが丁寧に芋掘りに向き合っていました。

夢中になって楽しむ姿
最初は「寒いから帰りたいな~」と言っていた子も、いざ始まると一番楽しそうに取り組んでいたのが印象的でした。大きなシャベルを使うお友だちを見て「僕も使いたい!」とジャンプしながらやる気満々な姿や、土の中から芋を発見するたびに「出てきた!」「当たりだー!」と嬉しそうな声をあげる姿が、あちらこちらで見られました。
掘り出した芋にたくさんの小芋がついているのを見つけて満面の笑みで喜んだり、長く伸びた根っこに「どこまで続いてるんだろう?」と興味津々で観察を続けたりと、子どもたちの探究心が刺激される場面も多くありました。

自然との触れ合いを全身で
土のやわらかな感触やひんやりとした感触を楽しみながら、普段はなかなか味わえない自然との触れ合いの時間を、子どもたちは全身で満喫していました。芋掘りの途中には幼虫を見つけて集める子もいて、五感をフルに使って自然を楽しんでいる様子が伝わってきました。
また、お友だち同士で声をかけ合いながら協力して作業を進めたり、重たいお芋を自主的に運んでくれたり、大きなスコップでみんなが掘りやすくなるように手伝ってくれたりと、子どもたちの協力的で頼もしい姿もたくさん見ることができました。

収穫の喜びと食への期待
「どんなふうに食べようかな~」「大きい芋をいっぱい持って帰る!」と、収穫した芋を食べることへの期待を膨らませながら作業する子どもたち。自分の力で一つの株を掘り起こし、「大きい!」と笑顔いっぱいで見せてくれる表情は、達成感に満ちていました。
芋掘り後も、自然の中にあるものを使って自由に遊ぶ姿が見られ、子どもたちにとって貴重な体験の時間となりました。

改めまして、いわきの野菜園の皆様、この度は貴重な体験の機会をいただき、本当にありがとうございました。
子どもたちの笑顔と成長を感じられる、素晴らしい一日となりました。