先日、子どもたちと一緒に石匠の里公園へ行ってきました。天気も良く、外遊びが気持ちいい一日でした。
この公園は遊具もあるのですが、いちばんの魅力は、なんと言っても傾斜の強い大きな坂です。
「何もない坂」が最高の遊び場になる
不思議なんですが、ブランコやすべり台がなくても、大きな斜面がひとつあるだけで、子どもたちはぐっと夢中になります。
坂を上る、下る、転びそうになる、踏ん張る。
その一つひとつが遊びになっていて、自然の地形そのものが遊具になっている感覚です。
坂を駆け下りると、体の使い方が変わる
特に印象的だったのは、子どもたちが坂道を駆け下りていく時の姿です。
平地を走るのとはまったく違う体の使い方になります。
傾斜があると、体は自然と前のめりになるので、子どもたちは自然と

  • 重心を少し後ろに残す
  • 腕を広げてバランスを取る
  • 膝を柔らかくして衝撃を吸収する

といった工夫を、教わらなくても身につけていきます。
足の着地も、かかとからなのか、つま先からなのか。
その場その場で体が勝手に「いま一番安全で速い方法」を選んでいく。
こういう“環境への適応”や、適応の上達が見えるのが、外遊びの面白さだなと思います。
駆け上がる体験も、全身運動になる
もちろん、坂を上る時も同じです。
平地よりも強く踏ん張る必要があって、太ももやお尻、体幹も総動員になります。
息も上がるけど、上りきった時の達成感があるから、また挑戦する。
「楽しい」から繰り返す。だから結果的に、運動能力がじわじわ底上げされていく。
ここが“トレーニング”と”遊び”の違うところですね。
遊び方が決まっていないから、関わりが生まれます。
この日は、子どもたち同士でこんな声が自然に出ていました。

  • 「誰が早く登れるか競争しよう」
  • 「スライディングしてみるわ」

遊び方が決まっていない環境だからこそ、
子どもたちが自分で考え、工夫し、友達と関わるきっかけが増えていきます。
こうした日常の中で「生きる力」が育っていく
シンプルな環境の中で引き出される、子どもたちの創造性と挑戦。
その成長をそばで見守れることが、私たちの仕事の醍醐味だと改めて感じた一日でした。
こうした日々の関わりを通して、子どもたちの「生きる力」を育てていく。
次のお出かけも、今から楽しみです。
冬の寒さに負けず、また外でたくさん遊ぼうね!