こんにちは!プレスタにこの大西です!
みなさんも一度は遊んだことがあるであろう「すごろく」。
普段は机の上に置いてボードゲームとして楽しんでいるかと思いますが、今回はにこの空間を使って行ってみました。どんな活動になったか、その様子を一緒に見てみましょう!
ルールは普通のすごろくと同じ!サイコロを振って出た目の数だけ駒を進める。
しかし今回の活動は空間を使った巨大すごろく!
子どもたち自身が駒になってお部屋に広がったマスを進みます!
活動の流れは①子どもたち自身がマスの指示を考える②実際にゲームスタート!③片付けの流れで行いました。
①「子どもたち自身がマスの指示を考える」では子どもたちのアイデアが発揮されていました!
都道府県に詳しい子は「高知県は何が有名?」というクイズを作ったり、想像力が豊かな子は「特別なサイコロゲット!」(4,5,6のみのサイコロ)などのゲーム性のある指示を考えたりなどなど…様々なアイデアを子どもたちは持っています☆
中にはスタッフが意図をもって入れている指示もあります。
「片足立ちで3秒立てるかな」という体を使う指示を入れてみて「平衡感覚」「姿勢の問題」などを確認して日々の療育での着眼点につなげることを意識しています。
また、少し難しい指示(問題)の最後には「もし分からなかったらA君に聞いてください」と一文添えます。すると、「A君ってこんなこと知ってるんだね!すごい!」とA くんのことを知ってもらえたり、頼られたA君は自信がついたり、A君に聞くというコミュニケーションが生まれたりと、そんな潜在的な狙いも入れています☆
準備が整い②実際にゲームスタート!
子どもたちがたくさん面白い指示を考えてくれたので、世界に1つの巨大すごろくができ、みんなでどんな指示があるかわくわくしながら活動できました!
自分が考えたマスにお友達が止まると嬉しいようで「おれが考えたやつやー!」という声も聞こえてきました。自分たちで1からゲームを作るからこそ感じられる楽しみ方ですね☆
また実際やってみると、他のお友達が理解できないマスもありました。そんな時はスタッフとそのマスを考えた子で「どうすれば周りの子に分かってもらえるか」を一緒に考えました。
自分の理解と他者の理解の違いを遊びの中で感じ取ってもらいたいと思っています。
本当はすごろく自体がメインのつもりが、子ども達が指示の内容に凝り出し、「指示作りがメインか!」と思うほどに時間をかけて作りました♪
そんなこんなで大盛り上がりで終了した巨大すごろくのご紹介でした。ぜひご自宅でもやってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。