ワークスでは、こどもたちの将来を見据えて、様々な仕事現場の見学や体験を積極的に療育の中に取り入れています。
お仕事見学&体験は、こどもたちの社会に対する視野を広げたり、将来の職業選択の幅を広げることにつながります。


うどんと言えば「さぬきうどん♪」
さぬきうどんは、全国的にも有名です!
いったい香川にうどん屋の数はどれぐらいあるのか調べてみました。


なんと。。。
そば・うどんの事業所数は全国1位!!
香川県民にとってはうどんは身近な食べ物であるはずです♪
今回ワークスのこどもたちは、有名な竜雲うどんを見学させていただきました。



就労には、一般企業就労と障害者就労があります。
竜雲うどんは、就労支援A型事業所になります。
就労支援A型は、障害を持つ人が福祉的支援をうけながら安定した就労を目指し、雇用契約を結んでの就労をおこなうところです。
ワークスでは、一般企業や障害者就労の現場を知ることで、社会には様々な就労のかたちがあることを知って欲しいと思っています。
共生社会への実現には、まず『知ること』『理解して受け入れること』が最初の一歩ですね。


竜雲うどんの持ち味とは以下の4つというお話でした。
①働く喜びと自分の居場所提供
 ・一般のうどん店としての営業
②うどん屋的支援観
 ・本人の力を信じ、いいところを伸ばす
③うどん屋的支援観
 ・目標がなくてもいい。
④働き安さへの工夫
 ・人間関係の配慮・話を聞く・定期的な職員会議


スタッフの皆さんが一生懸命お仕事をされている姿が印象的でした。
もちろんうどんの美味しさには、こどもたちみんな大満足でしたよ♪
仕事場の見学、ありがとうございました。


竜雲うどんの後にこどもたちが向かったのは、
1872(明治5)年創業、たんきり飴で有名な老舗の菓子店徳栄堂です。
現在4代目となる徳田安生さんが、伝統の味を引き継いでいます。


工房の中では、鍋にブレンドした水あめ、生姜、ゴマ、大豆粉を加え、練りながら煮詰めている甘い香りが漂っています。
熱々の飴を大豆の粉をまぶしながら細長く伸ばします。
そして明治から使っている球断器と呼ばれる溝のある道具を使って飴を丸めます。
丸まった飴を大豆粉をまぶしながら手で平らに伸ばしてできあがりです。



こどもたちは、飴細工職人になった気分♪
熱い間に形を作らないと、飴はすぐ硬くなってしまうようです!
おやおや
作っている飴は丸の他に
ハートの飴もできているようですよ!
みんな楽しそう🎵


作りながら、試食もOK♪
「おいし~い!」
ご主人とこどもたちの会話も弾んでいるようです。
こどもたちにとっては、楽しい飴づくり体験ができました!!



今回はとても貴重なお仕事見学や体験ができました。
今後もこどもたちの様々な社会体験ができる場を作っていきたいと思っています。