こんにちは!プレスタにこの大西です!
9月になり学校が再開しましたね。久々の学校はどうでしたか?
にこのほうでは9月からも変わらず子どもたちと楽しく活動しております。
今回は「新聞紙」を使ってできる触覚を育てる遊びをご紹介します。家庭でもできますのでぜひ実践してみてください!
新聞遊びのねらいは「触覚を育てる」です。人に触られることに抵抗があったり衣服に強いこだわりがあったりなどを触覚を使った遊びをすることで軽減することができます。
新聞遊びでは子どもたちは思い思いに様々な遊びを楽しみました。
Aさんは新聞を広げてパンチやキックで破ることに挑戦!新聞を何枚重ねて突き破れるか試していて「もう一回!」と何度も新聞を破りました。
新聞を重ねることで「破るために必要な力=力の入れ具合」も変わるので、力の入れ具合の強弱を遊びの中で体感することができます。力の強弱を知ることは、日常生活やお友達とのやりとりの中で適切に調整できるようになる第一歩ですね。
Bさんは新聞をびりびりと破ったり丸めたりして遊んでいました。新聞紙は柔らかく、加工しやすいので、「びりびり破る」「ぎゅっと丸める」など様々な手や指の使い方ができます。手先の器用さアップはもちろん、紙の感触や硬さの変化が手に伝わり、触覚の過敏性を軽減することにつながります。
日々の活動では、「子どもが遊びを創造する」ことを大切にしながら、「なぜその遊びをするのか」「その遊びでどんな発達を促せるか」といった視点も療育者として忘れないように心がけています。
子ども達が遊ぶ姿には、療育のヒントがたくさんあります☆
ご自宅での遊びの中で「こんな遊びが好き」「こんな遊び方をする」など、お気づきの点がありましたら、ぜひ教えていただきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。