先日、新しく木工用の「のみ」を購入しました^^
きっかけは、ある子が木を使ってお椀のようなものを作ろうとしていたことでした。
木の中をくり抜きたかったようなのですが、そのとき事業所にはちょうどよい道具がありませんでした。それでも「作りたい」という気持ちは強く、釘を使って一生懸命に木へ穴を開けようとしていました。
その様子を見ながら、「確かに、木を削ったり、くり抜いたりできる道具があれば、作れるものの幅がもっと広がりそうだな」とスタッフの中でも話が出ました。
そこで今回、木工用ののみを用意することにしました^^
「やりたい」に合わせて環境を整える
子どもたちの制作を見ていると、最初からこちらが用意した材料や道具だけで完成するとは限りません。
「ここをもっと削りたい」
「こんな形にしてみたい」
「これを作るには、どうしたらいい?」
そんな子どもたちの発想から、必要な道具や環境に気づくこともよくあります。
今回も、釘で何とか木をくり抜こうとしている姿があったからこそ、「のみがあれば、もう少しこの発想を形にできるかもしれない」という気づきにつながりました。
子どもの活動を見ながら、そのときに必要なものを考え、少しずつ環境を更新していくことも、日々の支援の一つだと感じています。
安全に使えることを大切に
もちろん、のみは刃物ですので、誰でも自由に使える道具ではありません。その子の手先の使い方や力加減、道具への理解などを見ながら、使用できるかどうかをスタッフが判断します。
使う際には、木材が動かないように固定することや、手を置く位置、刃の向きなどを一緒に確認し、安全に扱える環境を整えてから取り組みます。
活動によっては、一緒に対応できるスタッフも限られます。
だからこそ、「危ないからやらない」で終わらせるのではなく、どうすれば安全に経験できるのかを考えていきたいと思っています^^
これから何ができるのか楽しみです

大きめの木材が手に入ったときには、穴を開けたり、くり抜いたり、少しずつ形を整えたりと、これまでとは違った制作にも挑戦できそうです。
道具が一つ増えることで、子どもたちの中にある「こんなものを作ってみたい」というイメージを形にできる場面も、少し増えるかもしれません。
子どもたちの「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、安全に経験できる方法をその都度考え、できることの幅を少しずつ広げていきたいです。
新しいのみを使って、これからどんな作品やアイデアが生まれてくるのか楽しみです^^
