プラスチックゴミの環境や人体への影響が、マスコミ等でよく取り上げられていますね。
ワークスでは環境に優しいプラスチック作りにチャレンジしてみました。


今回プラスチック作りのために用意するものは牛乳とレモン汁です。
牛乳から、あのみなさんのよく知っているプラスチックができるなんて、なかなか想像ができないですよね。


牛乳の中に含まれている「カゼイン」というタンパク質が、レモン汁を加えることによって、集まって沈みます。
それが固まると、ポリマーを作ってプラスチックになるんですね。

ワークスの中学生たちも、本当にできるの?と、半信半疑で実験を進めていきます。

温めた牛乳にレモン汁を加えると。。
あら、不思議!
牛乳が固まってきました。


キッチンペーパーでこした生地は、型抜きをしたり、丸めたりして形を作ります。
そして1日置くと、見事に硬いプラスチックができあがりました!!


普通のプラスチックは石油から作られ、海の中や地中でも分解されません。
分解されないので、プラスチックごみを海の生き物が食べてしまったり、環境汚染につながるんですね。
出来上がったプラスチックですが、土に埋めておくとボロボロになって無くなってしまうそうです。
環境に優しいプラスチックが出来上がりました!



ゴミ問題は、こどもたちの未来に直結します。
ワークスは、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
今回の実験は、SDGsを考えるきっかけにもなりました。
ワークスでは、実験等の体験を通して、こどもたちが、身近な社会問題にも関心を持って欲しいと考えています。

*プラスチック資源循環HP
https://plastic-circulation.env.go.jp/